ebayを科学する。タクヤです!
「また日本郵便に戻った時のことを考えて送料設定作ったほうがいいの?」
今回は、こんな疑問にお答えします。
ぼく自身、色々な方法を検証し試してみた結果から最適解を解説していきます!
10秒でわかる!記事を読んで得られるメリット
- DHL・Fedexに対応した送料設定方法がわかる
- コロナ禍で日本郵便を使うべきか否か
- コロナ禍用に送料設定するべきかどうか
それでは解説していきます!
目次
コロナで大幅に変更を余儀なくされたebayのシッピングポリシー
みなさんもご存知のようにコロナ禍でebay界隈でも様々な変更を余儀なくされています。
その筆頭として上がるのが、日本郵便の機能停止状態です。
機能停止というのは一応受付はしているけど、発送してからバイヤーにいつ届くのか、そもそもきちんと届かずに返送されてしまうという状態です。
実際に2022年2月現在で日本郵便で3ヶ月前に発送した商品が届かなくて今更帰って来たという話も全然珍しくありません。
コロナ禍でのebayシッピングポリシーは日本郵便とDHL&Fedexのどちらを軸に作ったらいいの?
結論から言うと、現状況だと日本郵便はないものとして考えましょう。
確かに時々日本郵便が運送再開し送れますよ、と言う告知をしていますが、これまでもその1ヶ月後にはまたすぐに「やっぱり送れません!閉鎖します」と言う繰り返しだからです。
つまり、その度に右往左往して送料設定を作り替えていたら、一番大事なebayの業務に支障が出ます。と言うより正直出まくりです。
なので、コロナが世間的にも”収束した”と認知されるまではクーリエを軸に送料設定を作成して行くのが、特に初心者の方にはオススメです。
まだDHLやFedexなどのクーリエと契約をしていないという方は無料でできるので、こちらの記事を参考にして契約しておきましょう!
DHLとFedexをつかったコロナ禍のebayのシッピングポリシーはこれ!
それでは実際の送料設定について解説していきます。
今回の設定方法はDHLやFedexのクーリエのみを基準に使用するので、基本的には全て送料は商品代金に含み送料が0のFree shippingの設定にしています。
こうすることによって、
以下の3つのメリットがあります。
- Free shippingはebayのSEOでは非常に有利になり商品が売れやすくなる
- バイヤー心理としては送料で追加金を払わなくていいので買われやすくなる
- 商品代金に送料を含んでいるので利益計算が非常にやりやすい
逆にデメリットは
- 日本郵便で送る際の送料が反映されないので最安値を取りにくい
ということがありますが、前述したように現在はどの道、日本郵便で送れないのでこれで問題ないです。
何年かかるかわからない収束を待ってそこに合わせるよりも、現状に合わせて最適化していくことのほうが重要と考えているからです。
それでは具体的な手順を解説していきます!
ebayの送料設定の具体的な方法
まずは2kg以下の商品を出品するときの設定方法を解説していきます。
ebayのトップページから【Account settings】をクリックします。
次に左下にある【Business Policies】をクリックします。
そして、【Create policy】から【Shipping】を選択します。
ここで一旦送料テーブルの全体を見せておくとこんな感じです。わかる方はこの表を見て送料設定してしまってください。
もちろん設定方法がわからない方もたくさんいると思うので、1つずつ丁寧に見ていきましょう!
まずは上段の方から設定していきます。この部分はアメリカ向け専用の送料設定になります。
【Policy name】には自分がわかりやすい名前を入れておきましょう。ここはバイヤーからは見えないのでなんでもOKです。
【Services】の部分はStandard shipping from outside(5to10 business days)を選択し、右端のFree shippingにチェックを入れます。
【Handling Time】は10 busiiness daysにしておきましょう。(これは土日祝を除いた営業日数えなので実際は14日間以内に発送すればOKです)
続いて下部の設定をしていきましょう。
下部はアメリカ以外の発送国について設定していきます。
【No international shipping】をクリックします。
そうすると選択できるようになるのでアメリカ以外にも発送するため【Flat:same cost to all buyers】を選択します。
すると、詳細設定の画面が開くので画像と同様にチェックと送料は0.00と記入しておきましょう。
今回の設定では、ブラジルやロシア中国などバイヤートラブルや詐欺が多い国はあらかじめ除外しています。
ここまで設定できれば、あとは一番したの【Save】を押せば完了です!
DHLとFedexをつかったコロナ禍のebayの送料設定はこれ(オーストラリアは例外で設定しておこう)
これまで説明した方法では基本的に送料はFree shippingにして設定しました。
その方が得られるメリットがかなり大きかったからです。
しかし1つの国だけ例外があります。それはオーストラリアです!
なぜかというと、オーストラリア以外の国はDHLやFedexのクーリエで送る場合は送料に違いはほとんどありませんが、オーストラリアは以下の理由で非常に高くなってしまうことがあります。
- 国土が広く遠隔地料金(+¥2,600前後)がたまに発生する。
- Fedexは基本的に対応しておらず非常に高い。
このため難易度は少々高いのですが、比較的よく売れるため送料設定にはオーストラリアを入れています。
そこで追加料金やオーストラリアだけは上記に加えて下の設定をしておきましょう。(どうしても不安な場合はチェックを外して発送除外にしておいてもいいと思います)
設定方法は以下です。
先ほどSaveしたシッピングポリシーの【Edit】をクリックします。
そこから中段に行き、オーストラリアのチェックを外して【Offer additional service】をクリックします。
すると国ごとに個別に設定できるようになるので、まず【Choose custom location】と【Standard international shipping】を選択し、送料欄には26と入れ、オーストラリアにチェックを入れれば完了です。
最後に一番下のSaveボタンは忘れずに押しておきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事のポイントを以下にまとめます。
DHLやFedexの送料設定ってどうすればいいの?
- Free shippingにして商品代金に送料込みにしておくのがおすすめ
- このほうがSEOにもバイヤー心理にも非常に有利!
日本郵便に戻った時のことを考えて送料設定作ったほうがいいの?
- いつ戻るかわからない状況で考えるのは無駄。
コロナ禍が完全に終息するまでは考えに入れないほうがいい。
ということです。
送料設定は初めはややこしいですが、一度設定すればあとは簡単ですし、また状況が変わればいつでも再設定できます。現状に最適化した設定で販売を伸ばして行きましょう!
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ではまた。